シリコンのベタベタが重曹でツルツルに!ベタベタの取り方を画像付きでご紹介♪
シリコン製品って時間が経つとベタベタすることありませんか?
ボダムのハンディブレンダーを久々使おうとしたら、持ち手の部分がベタベタで手にもベタベタがくっつきます(涙)
ネットで調べたら、重曹でキレイに取れるという情報があったので、さっそく実践してみたところ、即キレイになりました!
シリコンのベタベタの取り方を、実際に行った工程写真付きでご紹介しますね!
シリコンのベタベタは重曹で落ちる!
今回、ベタベタになっていたモノ↓。
キッチンウェアブランドのbodum(ボダム)の「BISTRO ブレンダースティック」。
持ち手部分のシリコンの色に惹かれて数年前に購入。年に数回しか使っておらず、今回は久々に使おう!と思ったのですが、前に使った時の料理が思い出せないので、1年振りくらいでしょうか?
お気に入りの黄緑色の持ち手がベトベトになってしまっておりました(涙)
シリコンのベタベタは食器用洗剤で洗っても落ちない!
手にもくっつくし使いにくかったので、まずは食器用洗剤で洗ってみました。
水で洗ってもダメ。お湯で洗ってもベタベタは落ちませんでした。
シリコンのベタベタは重曹でキレイに落とせる!
ベタベタ落としに使ったのは、重曹です!
100均で買った重曹がここでも役に立つとは!
実は、以前ホーローのケトル(やかん)を空焚きした時も重曹でキレイに解決したことがありまして。
その時購入した重曹が今回も大活躍してくれました♪
歯ブラシに重曹を付けて磨く!
水で濡らした歯ブラシを使って、重曹を歯ブラシにくっつけます。
ハンディブレンダーも濡らしたおきます。
あとはひたすらベタベタしているところを磨いていきます!
★磨き方のポイント★
水が少ないと磨きにくいので、歯ブラシに水を濡らしながら磨くと早く済みましたよ!
磨いているうちに、汚れも落ちているのか、歯ブラシがうっすら茶色くなってきました。
水でキレイに洗い流す!
持ち手部分をまんべんなく重曹で磨いた後は、重曹を水で洗い流します。
ピッカピカのツルツルになりましたよ!!!
タオルで水気を拭いてこの通り↓。
ベタベタが取れただけではなく、汚れも取れてキレイになりました!
シリコンがベタベタになる理由は?
石油を原料につくられているシリコンやゴム製品は、時間が経つと劣化して加水分解という化学変化が起こると、中の薬品が溶け出してくるとベタベタになるというわけです!
加水分解ということは、水が原因で起こる化学変化なので、高温多湿の日本では防ぐのはなかなか難しい…。
今回ベタベタが発覚したのは夏の終わりでした。乾燥しがちな冬には起きにくく、高温多湿な夏に起こりやすいというのもわかる気がしました!
ベタベタになるシリコン・ゴム製品は?
- ドライヤーやヘアアイロンなどの持ち手
- リモコン
- スマホケース
- タブレット端末のペン
- ゴム手袋
- カメラ関連の小物類
- キッチンツール
- コスメのパッケージ
思いつくだけでもかなりありますね。
特に、我が家では他にもキッチン用品にシリコン製のものを使っています。
シリコン製品て、色がキレイなアイテムが多くて、カラフル好きな自分としては、ついつい選びがちなんですよね。
ベタつきが感じられたら、重曹で磨けば良いことがわかったので今後も安心して使えます♪
重曹以外のベタベタの取り方は?
無水エタノールを使う
「無水エタノール?どこで売っているの?」と思いますよね?
ドラッグストアやホームセンターなどで1,000円程度で販売されているんですよ。
無水エタノールの良いところは、揮発性なので、電子機器などの水に弱いものを掃除するときに安心なところです。
今回は、キッチン用品だったので重曹を水に付けてゴシゴシできましたが、リモコンとか電子機器だったら無水エタノールのほうが安心ですね♪
無水エタノールで落とす方法は、
- 適当な雑巾などに染み込ませる。
- シリコン製品のベタベタが気になるところを何度か拭く。
注意ポイント…使った布(雑巾など)は捨てることと、引火性の強い薬品なので、火気のあるところでは絶対に使用しないこと!
消しゴムでこすり落とす
ベタベタしているところを消しゴムでこすって落とすという方法もあります。
シリコン製品のベタベタが消しゴムのカスと一緒に落ちていきます。
良いところは、「消しゴムが家にない」ってことはないかと思いますので(笑)、気軽に試せますよね。
頑固なベタベタや複雑な形状のものには向いていないので、その場合は重曹か無水エタノールを使って落としましょう!
シリコンのベタベタが重曹でツルツルに!ベタベタの取り方を画像付きでご紹介♪まとめ
そもそもシリコン製品のベタベタを予防できたら、こんな心配しなくて済みますよね?
でも、前述した通り、シリコン製品がベタベタしてくるのは時間が経ってしまうと加水分解を起こすからです。
日本は高温多湿の環境なので、シリコン製品の加水分解を完全に防ぐことはできません。
シリコン製品は約3~5年でベタベタが発生してくると思っておいたほうが良いです。
経年劣化を遅らせるためには、高温多湿を避けて風通しのよいところに保管するようにしましょう!
これだけでも、ベタベタしにくくなりますよ♪
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